せどりやAmazon物販を行っている方の中には、「Keepaの利用料金は経費になるの?」「勘定科目は何を使えばいいの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

Keepaは商品の価格推移やランキング変動を確認できる便利なリサーチツールで、多くのせどり事業者が活用しています。しかし、確定申告や帳簿付けを行う際には、適切な勘定科目で経費計上することが重要です。

この記事では、Keepaの利用料金が経費になる理由や勘定科目の考え方、具体的な仕訳方法、経費計上する際の注意点についてわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • コワーキングスペース利用料の勘定科目
  • ケース別の仕訳例
  • 経費計上する際の注意点
  • よくある質問

監修

大石 英樹(おおいし ひでき)
かいせい税理士法人 代表

大阪市淀川区を拠点に、フリーランス・個人事業主から法人まで幅広い税務顧問を手がける。豊富な実務経験と機動力を武器に、確定申告・記帳・資金調達・事業承継まで一貫してサポート。「経営者の良きパートナー」をモットーに、わかりやすい税務アドバイスを提供している。

公式サイト:http://www.kaisei-tax.com/

Keepaの利用料金は経費になる?

結論からいうと、Keepaの利用料金は経費として計上できます。

経費とは、事業で収益を得るために必要な支出のことです。Keepaは商品の仕入れ判断や利益計算、販売戦略の立案など、せどり事業を行うために利用するツールであるため、事業に必要な支出として認められます。

例えば、以下のような目的でKeepaを利用している場合は、事業との関連性が明確です。

  • Amazon商品の価格推移を確認する
  • ランキング変動を分析する
  • 利益商品をリサーチする
  • 仕入れ判断の材料にする
  • 売れ行き予測を行う

このように、せどりや物販ビジネスのために利用しているKeepaの月額料金は、必要経費として処理して問題ありません。

アクリー編集部

Keepaを利用しているのに経費として計上できないと思っている人、計上し忘れている人が意外と多いので要注意です!

Keepaの勘定科目は何を使えばよい?

Keepaの利用料金は「通信費」または「支払手数料」で処理するケースが一般的です

勘定科目は法律で厳密に決められているわけではなく、内容に応じて合理的な科目を選択し、継続して使用することが重要です。

通信費として処理するケース

Keepaはインターネットを通じて利用するクラウドサービスです。

そのため、Keepaを「通信費」として処理している事業者も少なくありません。

特に個人事業主の場合は、通信費で統一すると管理しやすいでしょう。

支払手数料として処理するケース

ツール利用料として考える場合は、支払手数料で処理する方法もあります。

例えば、

  • Keepa利用料
  • その他Amazon物販で利用する各種ツール利用料

などをまとめて支払手数料として管理するケースがあります。

どちらを選んでも大きな問題はありませんが、毎年同じルールで処理することが大切です。

アクリー編集部

支払手数料として処理することも可能ですが、その場合は販売手数料や振込手数料など他の手数料と混在し、経費の内訳を把握しづらくなります。
そのため、補助科目として「システム利用料」を作成し、Keepaなどのツール利用料は分けて仕訳するのがおすすめです。

Keepaを経費計上する際の仕訳方法は?

Keepaの支払い方法によって仕訳が異なります。

ここでは代表的な仕訳例を紹介します。

クレジットカードで支払った場合

月額3,000円のKeepa利用料をクレジットカードで支払ったケース

借方貸方
通信費 3,000円未払金 3,000円

後日、クレジットカードの引き落とし時

借方貸方
未払金 3,000円普通預金 3,000円

支払手数料で処理する場合

借方貸方
支払手数料 3,000円未払金 3,000円

会計ソフトを利用している場合は、登録した勘定科目で継続的に処理しましょう。

Keepaを経費にする際の注意点は?

Keepaを経費計上する際には、利用実態を証明できる資料を保管しておくことが重要です。

税務調査では、「本当に事業に必要な支出だったのか」が確認される場合があります。

そのため、以下の資料は保存しておきましょう。

  • クレジットカード利用明細
  • Keepaの請求メール
  • 領収書や決済履歴
  • 会計ソフトの記録

また、勘定科目を毎月変更するのはおすすめできません。

ある月は通信費、別の月は支払手数料という処理を繰り返すと、帳簿の整合性が失われる可能性があります。

一度決めた処理方法は継続して使用しましょう。

せどりでKeepa以外に経費になるものは?

Keepa以外にも、せどり事業ではさまざまな支出を経費計上できます。

代表的なものは以下のとおりです。

項目勘定科目例
商品の仕入れ代仕入高
Amazon大口出品料支払手数料
FBA手数料支払手数料
梱包資材消耗品費
インターネット回線通信費
スマートフォン代通信費
リサーチツール利用料通信費・支払手数料
店舗への交通費旅費交通費
プリンターインク消耗品費

経費を適切に計上することで、課税所得を抑えられるため、結果的に節税につながります。

ただし、事業と関係のない支出は経費にならないため注意しましょう。

アクリー編集部

Keepaと同じせどり事業者向けのツール「デルタトレーサー」「オークファン」「Amacode」「せどりすとプレミアム」「プライスター」「マカド!」「セラースプライト」も経費として計上が可能です。

よくある質問(FAQ)

Keepaは全額経費にできますか?

A. 事業目的で利用している場合は全額経費計上できます。

Keepaの勘定科目は通信費と支払手数料のどちらが正しいですか?

A. どちらでも問題ありません。重要なのは合理的な理由を持ち、継続して同じ処理を行うことです。

Keepaの支払いがドル建ての場合はどう処理しますか?

A.クレジットカード会社が円換算した請求額で帳簿付けを行うのが一般的です。

無料版Keepaは経費になりますか?

A. 無料版は支出が発生しないため経費計上は不要です。

まとめ

Keepaの利用料金は、せどりやAmazon物販を行うために必要な支出であるため、経費として計上できます。

ポイントを整理すると以下のとおりです。

この記事のポイント
  • Keepaの利用料は経費になる
  • 勘定科目は通信費または支払手数料が一般的
  • 継続して同じ勘定科目を使用することが重要
  • クレジットカード明細や請求書を保管しておく
  • 他のせどり関連ツールも経費になる場合が多い

正しく経費計上することで、帳簿管理がスムーズになり、節税にもつながります。

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せどりではKeepaやAmazon手数料、仕入れ代、梱包資材費など、日々多くの取引が発生します。そのため、「経費の管理が大変」「勘定科目がわからない」「確定申告が不安」と感じる方も少なくありません。

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